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今回は、自衛隊で教わった事をどう邦人の緊急事態に活用していくのかという内容でお話しさせていただきます。私も立場上、詳しくお話することが出きませんが、できるだけの範囲でお話させて頂きます

今、この記事を読んでいる方々の中には自衛隊関係者、そして、今まで脅威とは無縁だった民間人の方もいると思います、特に民間人の方が少しでも目を通していただければと思います。

自衛隊に入隊すると教育隊に配属され、前期教育を3ヵ月間受ける事になります。 いわゆる一般社会で言う新人研修にあたりますが、その前期教育期間中に自衛官になる為の最低限の知識を詰め込まれます。

基本教練(気をつけ、敬礼など)や戦闘訓練以外にも様々な教育内容が存在し、毎日慌ただしくこの3ヶ月間を過ごしていきます。

その戦闘訓練で教わる内容の中で ”早駆け”というものがあります。 早駆けとは敵と交戦中に4秒以内で移動する事を言います(4秒間は野戦の場合を想定しています。)

何故4秒以内で移動しなければならないのか? それは敵から発見された後、4秒間あれば、銃で撃たれる可能性が高くなるからです。

理由のひとつとしては、戦闘中は敵も当然に正常な状態とは異なり、呼吸や鼓動も早くなっています。 その様な状態で人を狙って撃つまでの猶予が約4秒だといいます。(もちろん、4秒以内に対象を狙い射撃出来る手練れもいます。)

生死を分ける4秒間…。敵の状況を想像し、行動するクセが付いていれば、冷静かつ柔軟な考え方が出来るのではないでしょうか。また、それとともに、ウォーミングアップなしでフルダッシュができる脚力を持っていたほうが助かる可能性はあります。

今まで安全だと思われていた日本でさえ、テロリストの標的になりうる可能性が高まっています。残念な状況ではありますが、自衛隊で学んだ教育や知識を共有・活用することで、 皆さんが今後遭遇するであろう 緊急事態において、生存率の向上に貢献できればと考えています。

これからも 邦人の緊急事態研究会をよろしくお願い致します。

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