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アフガニスタン、ここは地球上で最も危険な戦場の1つです。
私は、2010年にISAF(国際治安支援部隊)、フランス陸軍タスクフォースALTORの一員として約7ヶ月間派遣され、タリバン掃討作戦に従事していました。
ここでは、軽火器(5.56mm、7.62mm)の他、12.7mm重機関銃、対戦車ミサイル、120mm迫撃砲、155mm榴弾砲、戦車、攻撃ヘリ、戦闘機による爆撃等々、私の目の前であらゆる兵器を使用し、数え切れないほどの銃弾が飛び交う戦闘が繰り広げられられる本物の戦場でした。
どのくらい危険だったのか?
私は、7ヶ月間で合計28回の戦闘を経験しましたが(1日に何度戦闘があっても1回として)、アフガニスタンに到着した始めの1ヶ月目だけでも3回は死にそうになりました。
ここでは多くの仲間が死傷しましたが、その何倍もの敵を倒しました。
同じ中隊の色々とお世話になった軍曹を亡くしました。私の小隊からも何人も負傷者が出ましたが、幸い一人の戦死も出さずに済みました。
敵支配地域でのミッションに行けば、ほぼ100%戦闘になり、野戦では遠距離から敵の砲撃や狙撃、機関銃射撃を受け、市街地戦では非常に至近距離での銃撃戦になりました。
我々が駐屯している砦(COP)にも敵からの襲撃や砲撃があったり、市街地戦ではRPG7(対戦車ロケット)を射たれて私のすぐ脇を掠めたり、迫撃砲弾が至近距離で着弾したり、私の小隊が敵に包囲されて正面左右からの十字砲火を受けて危なく全滅しかけたりしました。
アフガニスタンの山奥の最前線の砦に駐屯し、本当に何もない場所で、ただ食って寝て、任務へ行くという生活は、軍人として本当に充実した日々でした。