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これは、戦闘従事者(自衛官や軍人、警察官など戦闘をともなう危険な任務に従事する職種の方)が必ず知っておくべき、身に付けておくべき、考え方や思考法、心の在り方、死生観などの内容です。

これは以前に紹介した、兵士に最も必要な適性である「理不尽への耐性」のさらにその先にある適性のことを指します。

「理不尽への耐性」だけなら訓練面に関しては、それでも充分かもしれませんが、実任務に就く場合や特に特殊作戦従事者にとって、必須の適性に関わるものでとなります。

これは、どんなに体力があろうが、最高峰の射撃技術や戦闘技術があろうが、その適性がなければ正直、実任務は務まらないものであり、またどんな過酷な訓練や激しい戦闘、死の恐怖を乗り越えることよりも遥かに困難なもの、それをきちんと認識しているのか、それが本当に出来るのかを知って頂きたいと思っています。

この適性についての詳しい解説は、この場では述べませんが、これは知っているから出来るというものではなく、本当にこれを実践できることが、戦闘従事者にとっての一つの到達点だと私は確信しています。

そして、特にこの事をより多くの自衛官に伝えて行きたいと思っています。

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